明治安田J1リーグ第10節(17日、三協F柏)、アウェーの名古屋は柏を3―1で下し、公式戦4連勝を飾った。

 前半6分、自陣でボールを奪うと一気にカウンターへ。最後はFW木村勇大のクロスにMF内田宅哉が合わせて先制に成功した。同23分に同点に追いつかれたが、同36分には相手陣でのインターセプトから細かくパスをつないで木村がシュート。これがゴール上隅に決まり、再び相手を突き放した。

 後半は押し込まれる時間も増えたが、球際の激しさは緩めずに耐えしのぐ。すると同34分、ゴール前でパスを受けたFW山岸祐也が冷静にコースを突いて3点目を奪取。このままリードを守り切り、好調の柏を相手に会心の勝利を挙げた。

 ダメ押しとなる得点を決めた山岸は、試合後の取材で「柏は地元のチームだし、小学生の時によく見に行っていた。本当に思い入れの深いこのピッチでゴールを決めて、チームが勝ってよかった」と笑顔を見せた。

 また、子供の頃に柏のゴール裏で声援を送っていたことも明かし「昔からやっている応援もあって。ホームじゃないのに、応援を聞くとホームみたいな感じがして、すごく心地が良いスタジアムだった」と語った。

 感慨に浸りながらも、視線はすでに先へ向いている。思い出の地で躍動したストライカーは「今日はゲームプラン的に最高の試合だったと思う」と手応えを口にしつつ「主導権を持って、相手の嫌なところでボールを動かしながらチャンスをつくるとか、もっともっとできるところはあると思う。チームとしても個人としてもまだまだ高めていきたい」と力を込めた。