敵地での連戦をくぐり抜けた名古屋は一回り強くなった――。明治安田J1リーグ第10節(17日、三協F柏)、アウェーの名古屋は柏を3―1で下し、公式戦4連勝を飾った。

 元日本代表GKのシュミット・ダニエルは試合を振り返り「うまく前から圧力をかけて、取るべき場面で点を取れた。チームとして下がってくる場面でも、最後まで集中を切らさず良く守っていたと思うし、点を取るのがうまい柏を1点で抑えられたのは、チームみんなの成果」と充実感をにじませた。

 チームは愛知・名古屋アジア大会、パラ大会の開催に伴い、9月6日のJ1第6節町田戦を最後に本拠地・豊田スタジアムで試合を行っていない。以降はカップ戦を含めアウェー6連戦だったが、4勝2敗と勝ち越して終えた。

 シュミットは「ルヴァンカップ2回戦で相手はJ3北九州だったが、どこであれ勝つっていうのを、一つ体感したのが大きい。なかなかホームで試合ができないことをうまく切り替えて、割り切ってチームみんなで戦えていると感じる」と過酷な日程を乗り切った手応えを口にする。

 また「やっぱりホームが恋しいのはある」と口にしつつも、敵地を戦い抜けた原動力としてサポーターの存在を強調。「アウェーでも、そう感じさせないような熱い応援をしてくれる」。この日も赤と黄に染まったゴール裏からは、力強い声援が送られたことを受け「グランパスファミリーの皆さんには感謝してもしきれない」としみじみ語った。

 次節のC大阪戦からは待望のホーム3連戦。名古屋の守護神は「10月最後まで連戦が続くので、その全部に勝ってリーグの順位も押し上げていきたい」とさらなる躍進を誓った。