北中米W杯1次リーグのオランダ戦(14日=日本時間15日、米国・ダラス)で負傷交代したMF久保建英(=Rソシエダード)は、左ひざ捻挫の可能性が出てきた。

 久保は後半26分、アクシデントに見舞われた。ボールを持っていたところ、激しくチャージしてきたDFデンゼル・ダンフリース(インテル)のヒザが久保の左ヒザに直撃。苦悶の表情を浮かべて倒れ込んだ。ピッチの外で治療を受けるも立ち上がることができず、無念の交代となった。

 後半43分にMF鎌田大地(クリスタルパレス)が同点ゴールを決めると、ゴールを演出したFW小川航基(NECナイメヘン)のもとに駆け寄ったが、左足はかなりの痛みがあるのか地面につけることはできない様子で、右足だけの片足跳びだった。

 スペインのスポーツ負傷分析サイト「インジュアリーアナリシス」は「久保建英に負傷の可能性あり。当初は打撲と思われたが、負傷のメカニズムと氷が当てられた部位から、ひざの捻挫の可能性が高いと疑われる」と指摘した。

 また、スペインのラジオ局「オンダセロ」の報道をもとに、同国ジャーナリストのアルベルト・フェルナンデス氏が自身のSNSで「久保建英選手は車イスでダラスのスタジアムを後にした。ひざの捻挫の可能性がある」と伝えた。

 一般的にひざの捻挫は、靭帯や半月板といった関節周囲の組織が損傷を受けている状態を意味する。捻挫の程度によって回復期間は変わるが、軽度でも2~4週間、中度では3~6週間以上、重度になると3~6か月以上かかるケースもある。ひざの捻挫と正式に診断されれば、W杯中の復帰は絶望となる可能性もある。

 至宝の状態に懸念が高まる。