開催中の北中米W杯で、限定版コンドームが脚光を浴びている。

 五輪では毎大会、性感染症の予防を目的に選手村で大会組織委員会が選手向けにコンドームを配布することが話題になっているが、W杯では選手村がないこともあり〝公式コンドーム〟は登場していない。

 一方で、開催都市では世界中から多くのファンやサポーターが押し寄せることもあり、コンドームビジネスが活況を呈している。

 英メディア「ニードトゥーノウ」は「ワールドカップ開催都市が、過激なサッカーファン向けに限定版コンドームを発売した」と報道。「世界中から多数のサポーターがアメリカ、メキシコ、カナダに集まる中、それぞれの場所では愛が満ちあふれる準備が進められている」と強調した。

 その中でカナダ・トロントの例を取り上げ「生意気なスコットランド人、浮かれ気味のドイツ人、そしてカナダのプレイボーイファンなど、数多くの国籍の人々が今年の夏、トロントの街に押し寄せるだろう」と対策が注目されている様子を報じた。

「トロントはワールドカップの6試合を開催するのに合わせて、トロント公衆衛生局は限定版コンドームを複数種類作成した」と公的機関も対策に乗り出して、祭典での性感染症の拡大を防ごうと躍起になっている。

 米国でも「エイズヘルスケア財団」が、開催各都市で〝サッカーボール型コンドーム〟の巨大看板を設置。「サッカーボールをモチーフにした独創的なデザインのコンドームを描いたアート作品が、現在、ワールドカップ開催都市(アトランタ、ヒューストン、ロサンゼルス、マイアミ、フィラデルフィア、シアトルなど)で掲示されているビルボードキャンペーンで使用されている」と同財団は発表している。

 W杯用に準備されたコンドームが〝鉄壁の守備〟でファンやサポーターを守れるか。