国際サッカー連盟(FIFA)は北中米W杯決勝(19日)でスペインに敗れたアルゼンチンの選手が試合後に暴力行為に及んだ問題について「懲戒手続きを開始した」と発表した。

 W杯連覇を逃したアルゼンチンでは試合後にMFレアンドロ・パレデス(ボカジュニアーズ)やDFナウエル・モリナ(アトレチコ・マドリード)に加えてコーチのロベルト・アヤラ氏らがスペインのDFエリク・ガルシアやMFガビ(ともにバルセロナ)ら選手を暴行した件で、FIFAは懲戒担当に検察官を任命。調査をし、処分などを決めることになった。

 FIFAの懲戒規定では非スポーツマン行為は最低1試合、暴行に対しては最低3試合の出場停止処分となるが、パレデスのように複数の選手に対して違反行為をした場合はさらに数か月の活動停止など重い処分が科されることになる。チームに対しても罰金などの処分が確実視される。

 英紙「サン」は改めて「W杯決勝の雰囲気を台無しにした、恥ずべき暴力事件」と〝断罪〟し、英「BBC」など各メディアによると、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2014年ブラジルW杯で相手選手にかみつき、4か月のサッカー活動停止を受けたという。このことからパレデスらは同程度の処分になるとみられている。