北中米W杯決勝(19日)で、準優勝だったアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(ボカジュニアーズ)が試合後にスペイン選手に暴力を振るったことに、元ドイツ代表選手が1年間の出場停止を要求した。

 パレデスは敗戦への不満を募らせ、スペイン代表MFエリック・ガルシア(バルセロナ)にのど輪を決めると、同MFガビ(同)を地面に投げ倒した。またアルゼンチン代表DFナウル・モリーナ(アトレチコ・マドリード)はMFロドリ(マンチェスター・シティー)を蹴るなど、愚行を行って世界から非難が殺到している。

 国際サッカー連盟(FIFA)が調査を行っており、厳罰は避けられない見通しだが、スペイン紙「マルカ」によると、元ドイツ代表として59試合に出場してきたMFディートマー・ハマン氏は「彼らがメッシ(マイアミ)のおかげでこれまで築き上げた信頼を失ってしまった。これは処罰されるべきであり、寛大な処分は許されない。両選手は12か月の出場停止にすべきだ」と主張したという。

 2014年ブラジルW杯でウルグアイ代表FWルイス・スアレスはイタリア選手の肩をかんで、国際試合9試合の出場停止、4か月の活動禁止、10万スイスフラン(約1100万円)の罰金を科されたが、2002年日韓W杯にも出場した元ドイツ代表は、この行為を超える処分をFIFAに求めていた。