明治安田J1リーグは8月7日に開幕する。シーズン移行1年目となる今季、新たに曺貴裁監督を迎えたJ1浦和は注目チームの一つ。昨季まで率いたJ1京都では、2025年には3位と躍進させた実績がある新指揮官について、沖縄キャンプ(8~26日)などを通じてイレブンは、どのような印象を持ったのか。
29日にさいたま市内で行われた練習後、ベテランGK西川周作は「ピッチの外でも中でも本当にフランクに話してくれるし、ちゃんと思ったことを伝えてくれる。自分は何歳になっても成長したいと思っているが、曺さんもそうやって言って求めてくれる。僕はそれがすごく好き」と信頼を寄せた。
さらに「チームに求めることもはっきり言ってくれるというところで、みんなで良い雰囲気ができてきていると思う。これを続けると本当に面白いチームになるんじゃないかなってワクワクしながらプレーできる。やっていて楽しいと思えるサッカーをしている」とポジティブな変化を感じている。
流通経大時代に曺氏の指導を受けたMF安井海渡は「選手全員を見ている。言っていることは大学のときと変わらない。練習の強度が足りないときは選手を集めて、『もう一回やらないといけない』と言うのもあのときと変わっていない。その覚悟も変わらないなと思う」と恩師のブレない姿勢を明かした。
またクラブスタッフは「練習から熱くやれる、やっているうちに熱くなれるタイプで、即興の練習も多いみたい」。この日の指揮官は序盤から積極的に声かけを続け、ゲーム形式に入ると自ら笛を吹きながら選手に指示を出していた。さらに同スタッフは「沖縄キャンプでもかなりきつそうな練習をしていると思っていたが、今日(29日)はそれ以上にバチバチ激しくやっていた」と証言するほどだ。
30度を超える暑さの中、選手たちはどのメニューでも〝走ること〟を徹底し、最後まで声を掛け合った。新指揮官のもと、よりタフな集団へ進化を遂げつつある浦和が、新たなスタイルでタイトル獲得を目指す。開幕戦(8月7日、パナスタ)はG大阪と激突だ。












