J1横浜Mは27日、神奈川・横須賀市内のグラウンドで宮崎キャンプを終えて初の練習を行った。

 横浜Mは新シーズン開幕を前に、現役時代にJ1広島でプレー経験もあるオーストラリア出身のスティーブ・コリカ監督(53)が新たに就任。同国1部では、指導者として数々のタイトルに導いた。

 練習後に取材に応じたFW宮市亮は、新指揮官の特色について「初日から『みんなで一致団結しよう』と(監督が)言っていて、口だけではなくそういう取り組みをしている」と強い印象を抱いている。

J1横浜Mのスティーブ・コリカ新監督
J1横浜Mのスティーブ・コリカ新監督

 宮市はその取り組みの具体例を挙げる。これまでもチームは選手が一緒になってグラウンドに向かっていたが、コリカ監督の就任からは全員が準備を整え、しっかりとまとまって練習に向かう姿勢がより鮮明になった。「細かいことだが、チームの一体感をすごく大事にされている監督だと思うし、監督と選手の垣根を越えて『何でも言いたいことは言ってくれ』という話だったので、チームの一体感をつくっていけたら」と期待を示した。

 宮市の指摘について、コリカ監督も指導者として一体感を大切にしてきたポリシーを明かした。「選手たちは長い時間をともにする。だからこそこのキャンプは非常に重要で、食事をともにし、意思疎通を図り、互いを深く知ることで、試合になった時に互いのために戦えるようになる。私にとって、グループ内で非常に強いカルチャーを持つことが大切」と熱く語った。

 そして、歴史ある横浜Mでもその手腕を貫くのは「私がやりたいやり方であり、過去に私にとってうまくいった方法だから。全員が一つになってどう戦うかを理解し、一丸となって戦うことで、結果が得られる。これは私がこれまでの経験から持ち込んだものだ」と説明した。

 さらに高まった結束力とともに、新監督と挑む逆襲のシーズンが幕を開ける。