北中米W杯1次リーグで敗退し、辞任した韓国代表前監督の洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が30日、韓国国会の文化体育観光委員会の聴聞会に出席し、大会での失敗を認めて、謝罪した。

 韓国「Xports」など各メディアによると、批判を浴びている元監督は聴聞会で「監督という立場は結果で評価される。今回のW杯の結果が良くなかったため、すべては私の責任だ」と頭を下げた。その上でかねて問題視される前協会会長の鄭夢奎氏と同じ大学出身で「学閥優先」で代表監督に就任したとの指摘に「正常な手続きを経たと思っていた。何らかの特恵や利益を要求したことはない」と否定した。

 さらに監督年俸が38億ウォン(約4億3000万円)と高額だったことに「契約上、相互に公開しないという条項があるため、具体的な金額はお答えできない。38億ウォンではない。それより少ない」とし「協会が提示した金額を受け入れたものだ」と説明。不当な要求や手段で得たものではないと主張した。

 SNSやネット上では「国会議員までもが介入しなければならないのが全く理解できない」「これサッカーへの政治介入だろ? FIFA憲章で禁止じゃないのか?」「これが正常かと言われれば、常軌を逸しているのは間違いない」「どうしてこんなに責任追及が好きなんだろう」「もともとクリンスマンが解任されて、嫌々引き受けただけなのに悪者扱い」との意見が多く出ていた。