韓国サッカー協会は辞任した洪明甫(ホン・ミョンボ)代表監督の後任選定を断念し、年内の国際試合は暫定監督で臨む方針を固めた。

 北中米W杯では32強で争う決勝トーナメント進出を逃し、1次リーグで敗退となった韓国は次期代表監督を決めなかった。韓国「ニュース1」など各メディアによると、韓国協会は24日の理事会で次期会長選挙のための運営委員会の構成を承認するとともに、男子代表チームの暫定監督を選抜するための手続きを決めたという。

 その上で「協会は大韓体育会『国家代表選抜および運営規定』に基づき、暫定監督とコーチ陣を結んだ社団形態の公開採用を行うことにした。対象は国内外の資格要件を備えた指導者」と指摘。暫定監督の契約期間は11月までの6試合。来1月のアジアカップ(サウジアラビア)には正式に就任する代表指揮官の下で臨む構えだ。

 ただ韓国メディア「OSEN」は現行方針に懸念があるという。「暫定監督が選任されても、長期的なビジョンを共有することが難しく、動機付けにも影響を与えることができるという指摘が出ている。計画どおり11月に新しい指揮官が赴任しても、すぐに1月開幕のアジアカップに臨まなければいけない」と報道。チーム強化に大きな支障が出かねないわけだ。

 さらに「韓国サッカー協会長選挙も最大来年3月まで延期される可能性があるだけに正式監督選任がさらに遅れる可能性も排除できない。一時的な体制でアジアカップを準備する最悪のシナリオも懸念される」と伝えていた。