北中米W杯1次リーグの日本―オランダ戦(14日=日本時間15日、米国・ダラス)で、元オランダ代表のレジェンドとして有名なラファエル・ファンデルファールト氏が不適切発言を行ったとして大騒動になっている。

 ファンデルファールト氏は、オランダ放送局「NOS」の解説者として出演。問題となったのは、後半43分に日本がCKからMF鎌田大地(クリスタルパレス)のゴールで同点に追いついた場面での言葉だ。

 英メディア「デーリー・スポーツ」は「激しい怒り! オランダ―日本戦後、ラファエル・ファンデルファールトが人種差別スキャンダルに巻き込まれる」と報道。欧米各国メディアが同様の内容を一斉に報じた。

 ファンデルファールト氏はゴールシーンを振り返り「ミッキー・ファンデフェンは日本のCKの際に、もっとしっかり守備をすべきだった。ヘディングで得点した選手は完全にフリーになっていた」と指摘。その直後に問題発言が飛び出した。

「日本人はみんな同じ顔をしているから…」。直後にまずいと思ったのか「ちなみに、これは冗談だよ。最近は何も言えないんだ…」と気まずそうに〝釈明〟した。

 しかしあとの祭り。同メディアは「これらの発言は世界中のファンの間で激しい怒りを引き起こし、元レアル・マドリードの選手は人種差別主義者だと非難されている」と大きな波紋を呼んでいる。

 アイルランド紙「アイリッシュ・サン」も「ファンデルファールトは、ワールドカップ期間中にテレビ解説者として出演した際、日本の選手たちについて不適切な発言をしたとして批判を浴びている」と報道。「その発言はすぐに物議を醸し、視聴者たちはソーシャルメディア上で元ミッドフィールダーを批判した」と騒動が広がっている様子を伝えた。

 森保ジャパンに対するオランダレジェンドの〝暴言〟は、大問題に発展しそうだ。