ソフトバンク・杉山一樹投手(24)が〝地獄の秋〟を体感した。宮崎秋季キャンプ(生目の杜運動公園)の5日、投手陣が課されたランニングメニュー。「200メートルを37秒、6本、3セット。プロに入って初めて泣きそうになったっす」。藤本監督の「質より量」を重視する強化メニューに、たまらずギブアップ寸前だった。

 それでもその後、3日連続のブルペン入りで約90球を投げ込んだ。就任前から気にかけてもらっている新任の斉藤和巳投手コーチ(44)の密着指導のもと「軸足一本でしっかり立って、投げ終わりも一本足で立つ」シンプルな投法に挑戦中だ。覚醒が期待された4年目の今季は1勝3敗、防御率6・80と低迷。量をこなし、心身を鍛え、レジェンドから技を吸収する。