「遺言イベント」開催、決定ダーッ!! 10月1日に死去したプロレス界のスーパースター、アントニオ猪木さん(享年79)の〝遺言〟に従った大会が12月28日に東京・両国国技館で開催されることがわかった。かつて年末恒例イベントだった「INOKI BOM―BA―YE(猪木祭り)」が、谷川貞治氏プロデュースの格闘技イベント「巌流島」とコラボして復活する。生前の猪木さんが希望していたという久々の年末イベントには早速、〝燃える闘魂〟の弟子の一人も協力を表明した。
猪木さんの遺言に従い、伝説の大会「INOKI BOM―BA―YE」が復活する。最後のマネジメント会社「猪木元気工場(IGF)」の高橋仁志代表によると、猪木さんの生前から年末の大会開催を目指し、話し合いを行っていたという。
近日中にも猪木さんの公式ユーチューブチャンネル「最後の闘魂」で正式発表になるが、その動画の中でも高橋氏は、司会者から「猪木さんから遺言があるということだが?」と問われると「ずっとご病気で元気をなくしていた猪木さんが『今年は年末に何かやりたい』というようなことで考えていたのが遺言ですかね」と話している。
猪木祭りは2000年にプロレスのイベントとして誕生した。01年からは格闘技イベントとなり、04~09年の休止期間を挟んで10年に復活。この年から15年まで毎年末に両国国技館で旧IGF主催で開催されることが恒例になっていた。
今回は猪木さんの遺志を受け継ぐ形で、7年ぶりに復活。これに即反応を示したのが、弟子の〝元暴走王〟小川直也氏(54)だ。取材に「猪木さんの遺言でイベントがあるなら、協力させてもらうよ」と手を挙げる。さらに「(新)IGFからそういう(協力を求める)話も来ているしね。俺はもう引退しているから戦うことはできないけど、できることはさせてもらいたい」と力強く話した。小川氏は2000年の猪木祭りに参戦し、安田忠夫を98秒殺している。
「最後の闘魂」の動画には、高橋代表のほかに谷川氏が登場。大会運営に携わるという谷川氏は「猪木さんが亡くなったから何かやろうというのではなく、8月に(新IGFが)猪木さんの介護をやるというころから『年末にやろう』という話をいただいて。亡くなってしまったからには、追悼の意味も込めて大会をやっていこうと」と明かした。
さらに「猪木軍 vs K―1軍」の対抗戦が行われ、メインで安田がジェロム・レ・バンナに奇跡の勝利を挙げて大きな話題となった01年大みそかの猪木祭りを例に「今回もどこまでできるか分からないですけど〝令和猪木軍〟をつくりたい」。世界中の格闘家を集めた〝世界選抜〟との対抗戦を考えているという。
谷川氏はメンバーについて「本当は生きていられたら、相談しながら映像を見せて(猪木さんに)チョイスしてもらいたかった。こうなってしまったからには、生前に話していたことも含めながら令和猪木軍をつくっていきたい」と意気込む。
一方で「例えば小川選手とか藤田(和之)選手とか、永田(裕志)選手とか(ケンドー)カシン選手とかにすると、50歳を過ぎちゃう。若い選手に新しい可能性をいろいろ考えていきたい」と猪木軍の若返りを訴えた。
谷川氏は「猪木さんの魂というか、そういうのをちょっとでも見せられる試合を実現したい」。「令和猪木軍」の「総監督」が浮上している小川氏も「世界中から猪木ワールドや猪木イズムをリスペクトしたレスラー、ファイターに集まってほしい」と力を込めた。
猪木さんの代名詞とも言える「一寸先はハプニング」になりそうな香りが、なぜかどこからともなく漂う「令和の猪木祭り」。いろんな意味でその行方から目が離せなくなりそうだ。
【お別れの会は日程「調整中」】アントニオ猪木さんが10月1日に亡くなり、1日でちょうど1か月がたつ。葬儀は10月13日に通夜式、同14日に告別式と、猪木さんや関係者が参列して都内の斎場で営まれた。
一方で、猪木さんが顧問を務めていたマネジメント会社「猪木元気工場(IGF)」は、葬儀に参列できなかった一般のファンのため、後日「お別れの会」を開くと発表している。現状ではいつになるのか?
関係者によると、会場などの関係で年内開催はなく「日付、会場ともに未定」としている。当初は猪木さんの誕生日にあたる来年2月20日が浮上していたが、関係者は「調整中」を強調した。
国民的スーパースターの「お別れの会」だけに、全国から多くの参加者が見込まれる。準備には時間が必要で、春先までずれ込むこともありそうだ。













