オリックスが西武・森友哉捕手(27)のFA獲得に本格参戦だ。チームは悲願の日本一を達成したとはいえ、主砲の吉田正がポスティングシステムによるメジャー移籍を視野に入れ、去就が微妙な状況。残留となっても来年に国内FAを取得する見込みだけに、何としても強打者の補強が必要だ。
そこでターゲットにしてきたのが森だ。今季は右人さし指の骨折で約2か月の離脱を余儀なくされ、打率2割5分1厘、8本塁打、38打点に終わったが、2019年には打率3割2分9厘、23本塁打、105打点でリーグMVPに輝いており、「打てる捕手」としての地位を確立させている。
フロント関係者は「これまで捕手としての評価は高くなかったが、ここ1~2年はリード面もキャッチングもよくなっている。DHと捕手との併用でも使えるし、一発の魅力は何より大きい。昨今は3Aで結果を出している外国人を獲得できても日本の投手に対応できないケースが目立っている。日本人で補強できるのが一番いい。森の打撃なら吉田正の代わりはできる。性格もいいと聞いている」と高く評価している。
大阪出身で小学校時代はバファローズジュニアに所属。森もオリックスに興味を持っていると見られ、有利に交渉が運ぶ可能性は十分ある。
しかし、争奪戦が予想されるだけに条件面も重要だ。今季の推定年俸は2億2000万円。球団は当然、複数年契約を念頭に置いており「年俸3億円換算で4年なら12億円くらいになるが、他球団との競争になればもっとハネ上がるかもしれない。マネーゲームには乗りたくはないので、インセンティブのクリアでどんどん上がっていく形にするしかないんじゃないか」(球団関係者)。主砲離脱の危機だけに〝救世主〟となってくれるか。












