最後にお立ち台に上がったのは、オリックスの〝ラオウ〟杉本裕太郎外野手(31)だった。今回の日本シリーズでは第4戦(京セラ)と第6戦(神宮)で決勝打を放って、逆転日本一に貢献。中嶋監督のインタビュー後に名前がアナウンスされると、昇天ポーズでベンチから飛び出した。
「めちゃくちゃうれしいです。全員で勝つというスローガンのもと、本当に全員で勝った日本一と思う。ヤクルトさんはめちゃくちゃ強い。去年やられたんで、やり返せてよかった」とすがすがしい表情を見せた。
昨年の本塁打王も今季は打率2割3分5厘、15本塁打と苦しんだが、終盤から調子を取り戻し、CSでも快音を響かせた。短期決戦での勝負強さを見せつけたが「シーズン中は全然ダメだった。まだまだ課題だらけ。今オフにしっかり練習して、来年活躍できるよう頑張ります」と謙虚に話した。
今シリーズは初戦でエースの山本が負傷し、劣勢の展開を強いられたが「(山本)由伸以外にもいい投手はいっぱいいる。僕は心配していなかった」と投手陣への信頼は揺らがなかった。
有終の美を飾ったラオウは「2022年のプロ野球はこれで終わりますが、来年はもっとたくさんの人に見てもらえるように。そして3連覇ともう一度、日本一を目指して頑張ります!」と声のトーンを上げ、拍手に包まれた。












