中日のアリエル・マルティネス捕手(26)が7月1日の阪神戦(バンテリン)以来、約2か月ぶりに一発を放ち、チームを3連勝に導いた。

 10日の巨人戦(東京ドーム)に「6番・左翼」で先発出場。0―0だった5回の先頭で相手先発・メルセデスの初球、118キロカーブを捉えると、打球は右翼席へ突き刺さる先制の8号ソロとなった。これが決勝弾にもなり「本当にうれしい。勝利に貢献できる一発が打てて良かった。引っ張りじゃなくて、逆方向へ打てたのが良かった」と納得の表情を浮かべる。

 お目覚め弾は、波留打撃コーチのおかげだという。2回の第1打席はファウルで粘りながらも、全て直球で7球目の148キロに空振り三振。ベンチに戻ると波留コーチから「バットが下から出ている。上からしっかりたたけ」と指摘された。

 即結果を出したA・マルティネスは「自分の癖が出ていた。三振した後に波留コーチがアドバイスをくれて、それでうまく打てた。いつも波留コーチに熱心に教えていただいているので、打つことができて、とてもうれしい」と感謝しきり。

 ダイヤモンドを1周する際、三塁側へ向けて興奮気味にガッツポーズを決めた。その理由を「ファンの人たちがすごく応援してくれていたので。キューバの旗を振ってくれる人もいた。それに応えようと、自分の家族も赤ちゃんも(スタンドから)見てくれているので、それに向かってやった。ホームランもうれしかったし、みんなの応援もうれしかった」と説明した。