巨人の戸郷翔征投手(26)が27日にジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加。待望の一軍復帰に向けて入念な調整を行った。

 頼れる右腕が帰ってくる。今季は再調整のため開幕を二軍で迎えると、久保コーチらとともにフォーム改造に着手。復活に向けて着々と調整を重ねていき、26日に行われた二軍戦では7回無失点と好投した。同日のDeNA戦(横浜)後には、阿部監督ら首脳陣が28日から始まる9連戦中に戸郷を先発起用する方針を明かし、今季初登板がいよいよ決定することとなった。

 戸郷は「(一軍で)まだ投げてないんで何も言えないですけど、とりあえず一軍に復帰して、いい試合っていうのを(作りたい)。いい流れをみんなが作ってきてくれてるので、やっと自分のシーズンは開幕しますけど、これから1年間、まずは1試合しっかり投げたいなと思います」と意気込み十分。

 自身のコンディションについても「自分の球っていうのは徐々に出始めてます」と明かすと「しっくり来てるのは真っすぐ。(打者が)真っすぐが来るとわかっててもファウルになるとやっぱりいい真っすぐが投げられてるのかなと思いますし、自分の中でもいい感覚っていうのは出てきている」と、調整期間中には確かな手応えもつかんだようだ。

 昨季から不振が続く右腕だが、杉内コーチも「戸郷と伊織はうちのエースですから」と評すなど信頼は厚い。前半戦の山場とも言える9連戦で、若きエースはチームを救う投球を見せることはできるか。