チーム成績の不振によりシーズン序盤でレッドソックスのアレックス・コーラ監督(50)と5コーチが25日(日本時間26日)、電撃解任された。

 米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」の電子版「ONSI]は26日(同27日)、「アレックス・コーラの解任は決定打だ。ジョン・ヘンリーオーナー(78)はレッドソックスを売却すべきだ」との記事を配信した。

 記事は2020年のムーキー・ベッツ(現ドジャース)のトレードなど数々の失策の裏に常にヘンリーオーナーがいたと断言。2002年からレッドソックスオーナーとなり英プレミアリーグ・リバプールなどを所有する同オーナーの責任を追及した。
 
 続けて「25日のボストンでの惨劇は、ヘンリーの過ちの代償を他人が払うという最新の事例にすぎない」とバッサリ。「最近の他の失敗と同様に、ヘンリーはそれらの責任、あるいはそれらに関する質問に答える可能性は低い。彼は2020年以来メディアに対応していない」と〝裸の王様〟状態だとした。

 記事はベッツに続きボガーツ流出、デバースの造反による放出などスター選手が次々にチームを離れたことを列挙。当時のブルームGMや現ブレスローGMを任命したオーナーの責任が大きいとした。

 続けて今季のチーム総年俸がメジャー12位であることを指摘。「誰が給料を払っていないか知っていますか? もちろんヘンリーです」とシブチンを指摘した。

 そのうえで「一方、レッドソックスは毎年チケット価格を値上げしている。フェンウェイ・パークは今や野球界で最も高額な球場だ。かつて涙ながらにヘンリー氏に『ありがとう』と感謝の言葉を述べていたボストンのファンは、今では試合中に『チームを売れ』と叫んでいる」と批判した。

 最後に記事は「確かに、ヘンリーは常にレッドソックスの過去に深い敬意を払ってきた。しかし今こそ、彼らの未来を他の誰かに託す時だ」と断じた。