まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。中日の高卒2年目・土田龍空内野手(19)が値千金の決勝打を放ち、今カード2度目のお立ち台に上がった。
21日のヤクルト戦(バンテリン)に「8番・遊撃」で先発出場。2ー2で迎えた7回一死二塁で3番手・木沢の154キロ直球を左前へ運ぶ適時打で勝ち越しに成功。チームを勝利に導いた。19日の同戦では3―3の9回無死満塁でプロ初となるサヨナラ打を放ってヒーローとなっていた。
それでも「いつもと一緒。何も考えず、俺がやってやろうという気持ちはあまり持たない方がヒットにできるかなと。緊張する選手でもない。そんな意識しなくても平常心は保てるので」とクールに話す。
2年前、近江高時代に滋賀の独自大会では筒香モデルの木製バットを使用。「甲子園もないですし、プロを目指して木製に早く慣れておきたかった」と明かす。現在はコロナ陽性で抹消中の京田のバットを愛用しており「1回貸してくださいと打たせてもらったときに、バランスだったり、これがいいなと」と遊撃を争う先輩に〝塩〟を送ってもらい感謝する。
立浪監督は「土田は初戦もそうだが、タイムリーサヨナラと今日のタイムリーで勝たせてもらった試合ですから。打率はまだまだ低いが確実に成長はしているし、非常に頼もしい。ああいう場面でも思い切り初球から振っていけるのは強み。これからいろいろ研究されるでしょうけど、ああいう積極性はチーム全体でも見習ってやっていってほしい」と〝孝行息子〟に目を細めている。












