中日の高卒2年目・土田龍空内野手(19)が意地を見せた。
19日のヤクルト戦(バンテリン)に「8番・遊撃」で先発出場。3ー3の9回無死満塁の好機でフルカウントから5番手・清水のフォークを叩くと、打球は一、二塁間を抜けるプロ初のサヨナラ打となった。「サヨナラホームランは打ったことがあるが、プロ野球という舞台でヒットですけど、打てたことは素直にうれしいですね」と喜んだ。
その直前には無死三塁から後藤、三ツ俣と2者連続で申告敬遠されていたことで「ナメられているなと素直に思った。自分自身に腹が立ったし、絶対にやり返してやろうと、気合が入っていた。腹立ってイラ立ちがすごかった」と胸の内を明かす。
勝ち気な気持ちは人一倍ありながら、体には異変が発生。「ヒザが笑ってました。自分でもヒザがこんなにガクガクすることがあるのかと、びっくりした」と打ち明けたが、そうした極度の緊張も乗り越えて結果に結びつけた。
この日、53歳の誕生日を迎えた立浪監督も「最後、満塁から土田がよく打ってくれた。打率(1割9分)は低いが、打率以上に期待を感じる。ミスがあったりもするが、彼の思い切りの良さが今日の結果につながったと思う。土田が打ってくれて、なおさら良い日になった」と勝利という何よりのプレゼントに目を細めた。












