ついに借金5まで後戻り。阪神は17日のヤクルト戦(神宮)に2―4で敗れ、これで今季2度目の8連敗となった。
先発・伊藤将司(26)が痛恨の2球に泣いた。まず3回二死一、三塁で迎えた村上の場面だ。1ボールから2球目の内角へのツーシームを捉えられ、右翼席に手痛い先制3ランを被弾。本人も「ランナーためて村上に『一発はダメ』ってところで打たれてしまった」と振り返ったが、深刻な得点力不足に悩むチームにとっても序盤で3点を追うビハインドは、やはり軽いものではなかった。
中盤に何とか佐藤輝の17号2ランで2―3と1点差としただけに、最終盤にも、悔い残る1球があった。4イニング連続で燕打線を3人で斬って迎えた8回。二死から山田に2球目の外角143キロを左翼席に被弾し「チームがあと1点まで持ってきてくれていたので、自分も粘って投げようと思っていた。最後に点を取られてしまったのは、ちょっと(試合の)流れを変えてしまった」と反省を口にした。
結果、伊藤将は8回12奪三振、121球の熱投も及ばず4失点で今季4敗目。連敗を脱出できなかった矢野燿大監督(53)は試合後「バッテリーを責めることはなかなかできにくいけど、粘ってほしかった。ホームランっていうのは…結果的に痛いよね」と力なく振り返るしかなかった。
ヤクルトに敵地で連敗。厳しい現実に指揮官も「頑張ります」とだけ話し、バスへと乗り込んだ。残り32試合を残し、首位と12ゲーム差。「逆転V」の目標を軌道修正する段階にさしかかってきたのかもしれない。










