巨人の高卒4年目右腕・直江大輔投手が13日の広島戦(東京ドーム)で、待望のプロ初勝利をマークした。

 8度目の先発で6回88球無失点の好投。初めて本拠地のお立ち台に上がった直江は「やっとここからがスタートだと思うので、もっともっと勝ちを増やせるように頑張っていきます」と声をはずませた。2018年のドラフト3位で入団したが、20年に腰椎間板ヘルニアの手術を受け、同年オフに育成契約に移行。翌21年6月に支配下に復帰するも、ここまでの道のりは遠かった。

 直江は「正直、手術前とその後は悪いところが取れるから良くなると思って、むしろやったほうがいいだろうと思って。でも、実際に手術してみて体も変わっちゃいますし、投げられるようになって手術前とのギャップがすごくあった。そのへんが一番悩みました。(当時はまだ)育成でしたし、二軍でも勝てるのかな…って思っていました」と率直な思いを吐露した。

 しかも、同期入団した戸郷は常に先を走り、20年に9勝、21年も9勝を挙げ、今季はついに初の2桁勝利に到達した。

「戸郷だったら10勝するのに4年かかって、僕だったら1勝するのに4年。すごい差が出ているんで、まだまだこれから自分の能力を高めて差を埋めていきたい」

 後輩の山崎伊らも芽吹きつつあるだけに、この日の1勝をきっかけに〝ライバルたち〟を見返す。