阪神・伊藤将司投手が10日のDeNA戦(横浜)に先発登板。8回を8安打自責0に抑えるも味方守備陣のミスに泣き、3敗目を喫した。

 ゲームは相手先発・浜口との息詰まる投手戦。両軍のスコアボードに延々と0が並ぶ中、伊藤将は身上とする低めへの投球を軸に淡々とイニングを消化し続ける。だが、8回二死無走者までこぎつけた場面で、二塁・山本が失策。一塁に走者を置かれるとそこから3本の長短打を浴び3失点を喫した。左腕は「浜口さんが無失点投球をする中、自分も負けられなかった。(決勝打を許した)牧にはうまく打たれたなという感じです」とこの日の投球を淡々と振り返った。

 大山、近本、中野ら主力打者陣が相次いで新型コロナウイルスに感染する中、厚みを欠いた味方打線は最後まで沈黙。力投の背番号27に報いることができなかった。矢野監督は「直球で押していきながら、変化球もうまく使うことができていた。真っすぐもインサイドにしっかり投げていたね」と左腕を高く評価。今季ここまで13試合に先発登板し、防御率は規定未到達ながら1・69。2年目のジンクスという言葉とは無縁だ。