【カーメラ(ロウ)】

 元スマックダウン(SD)女子王者で、現在ロウで独特のキャラを発揮しつつ、しぶとく活躍を続けているのがゴージャス系美女のカーメラ(34)だ。

 大学ではチアガール部に所属。卒業後にNBAのロサンゼルス・レイカーズなどでチアガールを務めた後、2013年6月にWWEと契約。14年9月にNXTデビューを果たした。16年7月にSDに移籍すると、一気にトップ戦線に躍り出た。とはいえ、戦い方は狡猾そのもので“史上最貧弱の男子レスラー”ジェームス・エルスワースを配下につけて、あの手この手で女子戦線を混乱に陥れた。

 17年6月18日「マネー・イン・ザ・バンク」の女子MITB戦でも貧弱男を代わりにラダーを上らせて「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利証」が入ったブリーフケースを奪わせて優勝。さすがにこれはあんまりだと無効試合の裁定が下り、翌週再戦が行われるも、カーメラはまたもや貧弱男を使って優勝。初代ミスMITBに輝いた。

 権利を奪った試合も狡猾なら王座を奪った試合も謀略的だった。18年4月10日に当時のSD女子王者“女王様”ことシャーロット・フレアーが、ジ・アイコニックス(ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス)に襲撃されて場外パワーボムで失神すると、マッハのスピードでリングインしてキャッシュイン。スーパーキック一撃でわずか8秒、労せずに初の栄冠を手中にした。

 同年7月も“女帝”アスカの挑戦が決まると、貧弱男にコスチュームを盗ませるなどして心理戦を仕掛け、試合にも凶器介入させて最難敵を相手に防衛に成功するも、18年8月19日「サマースラム」ではシャーロット、ベッキー・リンチとのトリプルスレット戦に敗れて王座から陥落した。

 しばらく王座戦線から撤退すると、よりゴージャス&セレブさを増して専属ソムリエのレジナルドを帯同して再起。21年には当時のSD女子王者サーシャ・バンクスと抗争を展開するも、王座奪還はならなかった。

 それでも今年7月2日「MITB」では負傷したリア・リプリーの代理でロウ女子王者ビアンカ・ブレアに挑戦。敗れたが存在感をアピールした。同時に現在は24/7王座をめぐってデイナ・ブルックと抗争中。面白さ抜群の展開にも注目が集まっている。