父として、子として――。巨人のマット・シューメーカー投手(35)が19日の中日戦(バンテリン)に先発し、7回1失点の好投で3勝目を挙げた。
粘り強い投球が光った。初回の先頭・大島に安打を許しながらも、後続をぴしゃりと抑えて無失点スタート。その後も丁寧な投球を心がけ、2回以降に得点圏まで走者を進ませたのは2度のみ。失点も4回にA・マルティネスに被弾したソロアーチによる1点だけと、竜打線をしっかりと封じ込めた。
助っ人右腕の力投で、チームの連敗は4、日曜日としての連敗は8でストップ。シューメーカーも「長いシーズンの中でチームはこういう波があると思うんですけど、今日勝利を挙げてから、これをきっかけにしていい結果がチームとして出ればと思います」と確かな手応えをつかんだ。
家族に捧げる勝利にもなった。この日は父の日。日米共通の特別な日に登板日を迎えたが「アメリカでもお父さんが多分見てくれていたと思うし、日本に来ている4人の子供たちも見てくれていたと思うので、いい試合、いい姿を見せられて本当に良かったと思います」と満足げな表情。
さらには「自分の幼いころはお父さんが(野球の)コーチで教えてもらったりしてたんですけど、それも父の日として非常に記憶に残る特別な日だったし、今自分がお父さんになってからも子供から小さなプレゼントをもらったりしていて、やっぱり意味がある日ですね」と、父の日の思い出と思い入れを感慨深げに語った。
ファミリーの大黒柱として日々奮闘するマットパパ。他方、グラウンドでは3試合連続クオリティースタート(QS)をマークするなど、G投手陣の中でも頼れる男として存在感を発揮している。












