ソフトバンク・上林誠知外野手(26)が344日ぶりのアーチを〝因縁の地〟で放った。23日の日本ハム戦(札幌)で今季1号の特大3ラン。3回の第2打席、相手エース・上沢のチェンジアップを完璧に捉えると、打球は右翼席中段に消えた。
昨年5月14日の日本ハム戦(札幌)以来となる一軍公式戦での一発だった。「打ち直しができた」。上林は試合後、ちゃめっ気たっぷりに言った。
実は昨年5月16日、札幌で「幻の特大弾」を放っていた。初回一死、上沢の内角カットボールを強振。高々と上がった打球は右翼ポールの上を通過して上段に着弾した。それは大飛球ゆえに判断しづらい〝悲劇〟でもあった。軌道を目で追いフェアゾーン通過を確信した上林は、何の疑いもなく悠々とダイヤモンドを駆けた。だが、一塁塁審はファウルの判定。すぐさま審判団が集まり、リプレー検証と審議が行われたが、判定は覆らなかった。
久々の一発に言い得て妙の一言を放った上林。根に持つようなタイプでも決してない。機転の良さも好調のバロメーターでもあるだけに、鷹党の期待はますます高まりそうだ。












