北京五輪のスキージャンプ混合団体で1回目ジャンプをスーツ規定違反により失格した高梨沙羅(25=クラレ)がすでに選手村を離れていることを、日本選手団の原田雅彦総監督(53)が明らかにした。

 13日の会見に出席した原田総監督は、混合団体の結果を受けて「高梨選手は非常に責任感の強い選手の一人。彼女の気持ちを考えると言葉もない。しかしながらチームのメンバーとして最後まで責任を果たそうという姿勢が見えた」。その上で「彼女の置かれている状況を考えると、スキー連盟と連携し合いながら心のケアに全力でサポートしたい」と語った。

 その一方、原田総監督は「(高梨は)次のW杯に向けてすでに村を離れて欧州に行った」と明かし「たくさんの方に励まされた。チームのみんな、国民の皆さまにも。そして元気になった。W杯で元気な姿を見せたいと思っていると思う」と述べた。

 3度目の出場となった高梨は今大会、女子ノーマルヒル、混合団体いずれも4位。自身の失格でメダルを逃した混合団体後の8日には、インスタグラムに謝罪文を投稿していた。