ノアのGHCナショナル王者・拳王(36)が、同じ赤いベルトを持つ後輩へのライバル心をあらわにした。
同王座のV2戦(来年1月1日、東京・日本武道館)では清宮海斗(25)を挑戦者に迎える。先月のGHCヘビー級王者・中嶋勝彦とのダブルタイトル戦は時間切れドローに終わり、悲願の武道館はセミで出場となった。体を張って1年間ノアを支えてきた自負があるだけに、「もやもや感を抱えているが、それを払拭する戦いができれば、いつになるか分からなくても、次の日本武道館大会でメインにつながるはず。それくらいの覚悟でやってやる」とナショナル王座戦に照準を合わせた。
清宮とはこれまで幾度もベルトをかけて戦ってきた。今年はスランプで苦しんだ挑戦者に対し「GHCヘビー級をかけて両国のメイン(2019年11月)で戦ったり。今回またベルトをかけて戦う舞台が武道館というところに一つの意味合いがある。セミだがな。(清宮がスランプの)壁を乗り越えているのか、いないのか見てやる」と言い放った。
後輩の快挙も大きな刺激だ。先月、米ニューヨークの〝格闘技の殿堂〟マジソンスクエア・ガーデンで、明大拳法部時代にともに汗を流したボクシングの尾川堅一(33=帝拳)がIBF世界スーパーフェザー級王座を戴冠。17年につかみかけるも、その後の禁止薬物検査の陽性反応で幻となっていただけに、拳王は「感動したよな。今回取れなかったら年齢的に引退もあっただろう。勇気をもらった。(IBFもナショナル王座のベルトも)どっちも赤だ。あいつにも負けられない」と必勝を誓った。












