MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、ニューヨークの2球団が前21日(同22日)に行った2つの大きな動きが移籍市場に与える影響を検証した。

 同サイトが「市場が荒れた水曜日」と称した21日、ヤンキースはコディ・ベリンジャー外野手(30)と5年1億6200万ドル(約257億円)で再契約に合意。一方、メッツはホワイトソックスからルイス・ロベルト外野手(28)、ブルワーズからエース右腕フレディ・ペラルタ投手(29)をそれぞれトレードで獲得した。

 同サイトはベリンジャーが決着したことで「ユジニオ・スアレス内野手(34=マリナーズFA)、ルイス・アラエス内野手(28=パドレス)、ハリソン・ベイダー外野手(31=フィリーズFA)らが市場の上位に残った」と指摘。

 昨季、ダイヤモンドバックスとマリナーズで49本塁打を放ったスアレスは「長距離砲を必要とするパイレーツ、タイガース、レッズが有力候補」としつつもこう予想した。「マリナーズ復帰も自然な選択肢だが、獲得に動く可能性があるのはビシェットの獲得にも失敗したレッドソックスだ」

 メジャー7年間で首位打者3回、昨季はナ・リーグ最多の181安打をマーク。通算1028安打の安打製造機アラエスは「市場価値は明確ではないが、複数の球団が引き続き彼を監視している」と、具体的な有力候補については触れなかったが「昨季キャリア最低の打率2割9分2厘終わるも、三振率の低さは依然としてメジャー上位を維持している」と強調した。

 また、外野守備に定評のあるベイダーは「中堅手の補強が急務なダイヤモンドバックスやカージナルス」を候補に挙げた。

 FAのトップ層が消えた移籍市場で、実力派たちの争奪戦は今後さらに加速する見通しだ。