米CBSスポーツ(電子版)は5日(日本時間6日)にポスティングシステムでのメジャー移籍を果たした日本人選手3人の契約額が事前予測を大きく下回った背景について分析した。
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(25)は2年総額3400万ドル(約53億2000万円)、アストロズの今井達也投手(27)は3年総額5400万ドル(約84億5000万円)、ブルージェイズの岡本和真内野手(29)は4年総額6000万ドル(約94億円)でそれぞれ契約。予想されていた1億ドル~1億8000万ドル(約156億~約282億円)の超大型契約にならなかった。
第一の要因は、選手評価に内在するリスクだ。同電子版は「どの選手もドジャースの山本由伸投手(27)のような成功する確実性を示し切れていない」と指摘。村上には高い空振り率や変化球に対する対応力、今井には制球難の過去、岡本にはメジャー級投手の球速への適応力といった懸念材料があり、「球団が本格的な入札合戦に踏み切らなかったのは当然のこと」と分析する。
2番目は移籍市場全体の冷え込みだ。多くの球団が支出を抑えていることから、タッカー(カブスFA)、ブレグマン(レッドソックスFA)、ベリンジャー(ヤンキースFA)、ビシェット(ブルージェイズFA)らが市場に残っている。「才能ある選手への投資を先送りする姿勢が、結果的に契約額を押し下げた」と指摘する。
最後は長期契約を避けるというリーグ全体の構造的変化を挙げた。近年は短期契約にオプトアウト条項を組み込む形が主流となり、日本人選手もその潮流の中で現実的な契約を受け入れる形になったと結論付けている。












