虎の4番にまたしてもやられた。中日は16日の阪神戦(バンテリン)に1―3で敗れ、借金「18」。6回までノーヒットピッチングだった先発・柳裕也投手(31)が1点リードの7回、佐藤に逆転2ランをバックスクリーンにたたき込まれ、阪神戦の対戦成績は4勝12敗となった。
中日投手陣が今季、佐藤に食らったアーチはこれで8本目。9本塁打を許している森下と共に〝天敵〟となっている。
この日は阪神の好守にもやられた。7回二死一、二塁の場面で細川が放った打球は三遊間へのゴロ(記録は内野安打)。遊撃・小幡が一塁へ送球する間に二走・土田は三塁を回りホームへ突入した。小幡の送球が2バウンドだったこともあり、一塁・大山は打者走者をアウトにする選択は取らず、前に出て捕球するとホームへ送球。土田は本塁憤死となった。
井上監督はこのプレーについて「あれは〝何しとんねん〟ということは僕はないです」と土田が本塁に突入した判断を支持。「ファーストが(一塁は)間に合わないと踏んだと同時に一歩前に出てホームに投げた。機転を利かせたいい守備をした」と大山のプレーに脱帽した。一発攻勢だけでなく、阪神のディフェンスの堅さも中日にとっては勝利をもぎ取れない大きな要因となっている。
昨年はセ・リーグで唯一、阪神に勝ち越した中日だが、今季は大苦戦。3位・ヤクルトとは9ゲーム差で奇跡のAクラス入りのためには残り58試合で大きく勝ち越す必要があるが、苦手・阪神との対戦が最大の壁となりそうだ。












