アストロズと契約合意にこぎつけた今井達也投手(27)に〝体格問題〟が持ち上がっている。米メディア「ON SI」などによると、契約は3年で年俸5400万ドル(約84億5000万円)が保証されるが、細かいインセンティブが付帯されている。年俸1800万ドル(28億2000万円)から始まり、投球回数に応じて年間2100万ドル(約33億円)まで増額され、最大で総額6300万ドル(約98億6000万円)まで膨らむ可能性があるという。毎シーズンごとにオプトアウト(解除)もできる。

 この契約は柔軟性重視の内容に見えるが、球団のリスク回避の姿勢がうかがえる。速球、スライダーとも高評価を得ている一方、アナリストたちが目を細めるのが180センチ、80キロの痩身の体格だという。

 米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「ヒューストンの先発ローテに新たに加わり、打者を威圧するほどの力を発揮できるのか議論されている。サイズを重視するリーグでは1インチたりともムダにできず、誰もが計ろうとする。今井はメジャーの多くのエリートと比べて小さい。歴史的に見ると、193センチの投手は2008年から2015年にかけて一貫して有利な立場にあった」という。

 2015年以降は身長はそこまでの指標ではなくなり、ドジャース・山本由伸のように178センチでも技術で体格差を補える選手も出てきている。同メディアによると、2025年のMLB投手の平均身長は189・24センチという。今井も山本のような投球スキルを見せつけたい。