韓国プロ野球・KTウィズのカン・ベクホ捕手(26=姜城虎)が今オフのMLB挑戦に向けて準備を整えている。今季は打率2割7分5厘、13本塁打と苦戦しているが、9日の斗山ベアーズ戦では通算1000安打を達成。「1000本が終わりではない。また1001からの始まりだ。この次の1000本はもっと早く打ちたい」と意気込んでいる。

 今オフにはFA権を取得し、MLB挑戦を視野に入れている。昨オフはポスティングシステムによる挑戦を模索し、MLBからキム・ヘソン(ドジャース)とともに身分照会もあったが、時期尚早と断念。今年は8月に米エージェント会社「グローバルパラゴンスポーツ・インターナショナル」と契約を締結し、オフにFA権行使による挑戦の環境を整えた。

 若さと打撃力が最大の魅力だが、守備の不安定さが取りざたされ、韓国メディア「イーデイリー」は「これまで外野、内野、捕手などさまざまなポジションをこなしたが、すべて不安だった。最近は指名打者でしか出場していない」と問題点も指摘している。

 カン・ベクホは2023年のWBCに韓国代表で出場し、二塁打に大喜びしてベースから足を離してアウトになる失態を演じたほか、三振して振り逃げできる状況なのに走らずにアウトになるなど無気力プレーが目立ち、韓国メディアからも「1次リーグ敗退の元凶」と批判されていた。成長を遂げた〝やらかし男〟が海を渡ることになるのか。