ドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=26)の負傷は「自己申告しなかったことが原因」と母国メディアが指摘している。

 走攻守にすぐれたユーティリティーとして欠かせない存在となりつつあったキム・ヘソンだったが、7月29日(日本時間30日)に「左肩滑液包炎」のため、10日間の負傷リスト(IL)入り。代わって若手有望株のアレックス・フリーランド内野手(23)が昇格し、30日(同31日)のレッズ戦で初安打を放っている。

 レギュラー定着を確実としていたキム・ヘソンにとっては痛恨の離脱となったが、ロバーツ監督は「痛みを抱えながらプレーを続けていたようだ。自分から申告することはなかった。バットを握った姿だけ見ても正常でないことが分かる」と困惑していた。

 そのため韓国メディア「スポーツソウル」は「これが打撃不振の原因? キム・ヘソンは自分から申告しなかった。滑液包とは筋肉や骨、皮膚の間でクッションの枠割を果たしている。滑液炎包炎はその部分に炎症が生じた状態で、動作時に痛みを伴うことが多い」とし、痛みを隠してプレーしていたことが悪化の原因となったと見ている。米メディア「ジ・アスレチック」も「ここ1週間は肩の負傷を抱えて走っていた。スイングの時に顔をゆがめながら右腕だけでスイングしていた」とも伝えている。

 チームでは佐々木朗希が右肩の痛みを隠した状態で登板して悪化させ、5月にインピンジメント症候群でIL入り。今もリハビリを続けている。キム・ヘソンも無理がたたってオーバーヒートした格好だけに、佐々木と同じテツを踏むことにならなければいいが…。