明暗は分かれるか──。ソフトバンクは14日の西武戦(みずほペイペイ)に1―3で敗れ、連勝は「2」で止まり、4月12日以来の勝率5割はならなかった。
試合前にはリチャード内野手(25)との交換トレードで巨人から加入した秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)の入団会見が行われ、2人は新天地での活躍に闘志を燃やした。
巨人に移籍したリチャードは入団会見が行われた13日に即スタメン起用され、いきなり本塁打を放って強烈なインパクトを残した。一方で秋広、大江のこの日の一軍登録はなし。会見後は試合前練習に参加したものの、15日は二軍施設のある筑後で数値測定を行う予定だという。小久保監督は「大江はファーム、秋広も測定で筑後に行く」と説明した。
チームの足りない箇所を補う目的で行われるシーズン中のトレード。リチャードのように加入した選手がすぐに抜てきされるケースも少なくない。しかし、ホークスは2選手を即日一軍に上げることはなかった。
あるチーム関係者は「(打撃の技術指導をする)スキルコーチが部門できたことで、いっそう根拠に基づいて指導しようというスタンスに移行している。逆に言えば、根拠(データ)がないと何も教えられない」と打ち明ける。システム化に伴い、まずはデータを取って個々の特徴を洗い出すため、本格的な指導に入る前にやるべきことがあるというわけだ。
もちろんチーム状況も関係してくる。この日は敗れたものの、最大で「7」あった借金を「2」まで減らすなど状態は上向きで、ひっ迫してもいない。奈良原ヘッドコーチは「(即起用するにも)どこで使うかという問題もある。もちろん状態が良ければ一軍でというのはある」と説明した。
巨人とは対照的となった移籍選手の起用法は、どのような結果を導くのか。












