西武は27日の首位・オリックス戦(ベルーナ)に3―2のサヨナラ勝ち。このカードを2勝1敗と勝ち越し借金を1に減らした。

 先発した渡辺勇太朗投手(24)は7回3安打2失点の好投も勝ち負けはつかず。2勝目はあならなかった。

 初回、3回の序盤にいずれもドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手(22=大商大)の連続タイムリーで2点の援護をもらっての投球だった。

 4回二死二、三塁のピンチで頓宮を142キロカットボールで右飛に打ち取り、2点リードのまま試合は終盤に入った。

 すると7回、先頭の頓宮に四球を与えた渡辺勇は続く中川に高めのカットボールを左翼スタンドへ放り込まれ2―2の同点。試合は振り出しに戻り降板した渡辺の手からつかみかけていた2勝目がこぼれ落ちた。

 登板後、渡辺は「先発として試合を作ることができましたし、ここ数試合、安打されていたので一人ひとりの打者としっかり向き合った結果、三振が5つ取れた点は良かったと思います」とこの日の108球を振り返った。

 その上で「最後まで粘って投げていたのですが、7回のあの1球で試合の流れを変えてしまいました。(7回は)行くつもりでいましたし監督とも『いくぞ』というコンタクトをしました。108球という初めての領域で、なんとか最後まで切り抜けたかったのですが、悔しいです」と中川に2ランを許した痛恨の1球に言及していた。

 試合は同点の9回二死一、二塁から中村剛也内野手(41)のサヨナラ二塁打で西武が勝ち越しを決めた。