広島のドラフト2位左腕・佐藤柳之介投手(富士大=22)が1日の楽天戦に先発、3回2安打1失点でオープン戦初登板を終えた。
舞台は岡山・倉敷ながらこの日は、左腕の地元・宮城に本拠を置く楽天相手とあり「知っている人しかいないというか、いち観客として見ていた選手たち」と振り返ったが、いざ、試合となれば、ものおじすることはなかった。
初回は「(キャンプ地の)宮崎や沖縄のマウンドとも感覚が違っていて」と、プロ仕様のマウンドに慣れるのに時間を要し2番・小深田を歩かせ、盗塁を許し一死二塁とされたが、必要以上に、慌てることはなかった。続く3番・辰巳を129キロカットボールで空振り三振、4番・浅村には、直球を左前に弾き返され1点を許したものの、続く鈴木を中飛にしとめ、最少失点で踏ん張った。
2回以降は「(捕手の)坂倉さんに使ってもらいながら」と、好感触だった110キロ台のカーブが決まり出すと、持ち味の制球力とテンポの良さを取り戻した。一死から、同じ大卒ルーキーで楽天のドラ1ルーキー・宗山との対戦も141キロの直球で詰まらせ、三邪飛に打ち取るなど、3回47球。本人は、前回の対外試合登板だった2月19日のロッテ戦同様、立ち上がりが不安定になったことに触れ「きょうみたいな投球をしていたら、開幕ローテに入れない」と気を引き締めた。
それでも新井貴浩監督(48)は、ルーキーながら〝尻上がり〟にエンジンを上げた投球を評価し「修正できていたと思うし(適時打を喫した)浅村は球界を代表するバッターなので、いい勉強になったと思います」と振り返り、当面の目標である開幕ローテ入り争いに踏みとどまったことを示唆していた。












