まさかの失速だ。北京五輪のフィギュアスケート女子フリーが17日、首都体育館で行われ、ドーピング騒動に揺れるロシアオリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)がジャンプミスを連発し、141・93点の低得点。合計224・09点でショートプログラム(SP)首位から4位に転落した。
目を覆うばかりの惨状だった。冒頭の4回転サルコーは着氷したが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トーループに失敗。転倒するシーンもあり、周囲を「絶望」させる女王とは程遠い姿だった。得点が出ると顔を覆って号泣。試合後は暗い表情でうつむき、無言のまま取材エリアを通り過ぎた。ネット上には「かわいそう」「気の毒だ」「大人が15歳の人生を狂わせた」などの声があがった。
ワリエワは昨年12月に採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出。未成年であることなどが考慮されてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に出場が認められたが、依然として疑惑の目が向けられている。
なお、アンナ・シェルバコワ(ROC)が合計255・95点で金メダル、アレクサンドラ・トルソワ(17)が4回転5本の衝撃の演技で銀メダル、日本エースの坂本花織(シスメックス)は銅メダルとなった。












