スペイン1部レアル・マドリードが、来年1月の移籍市場での〝放出リスト〟を決定した。

 Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「冬の市場でRマドリードを離れる5人のプレーヤー」と題して、放出要員となった選手を列挙した。

 まずは負傷や太りすぎで戦力となっていないFWエデン・アザール。「ニューカッスル、チェルシー、リールなどから求められている。だが、1月に退団するかは本人次第だ」と指摘。アザールは居座る考えを変えておらず、クラブの放出方針を巡ってまだまだひと悶着ありそうだ。

 次にMFイスコ。「来年6月30日に契約満了するがクラブは更新しない。彼の考えは1月に環境を変えることだ」と指摘した。

 FWマリアーノ・ディアスはすでに構想外で「アンチェロッティ監督の〝廃棄物〟だ。イタリア人監督の計画に適合していない。彼を望んでいるチームはいくつかある」と放出先を模索している。

 FWダニ・セバージョスも「ベンチに座るなら彼は去ることを望んでいる。彼の場合、最も興味を持っているチームはベティスだ」と本人の希望により、スペイン内での移籍が濃厚だ。

 FWルカ・ヨビッチは1月に退団する可能性がある。彼の場合、Rマドリードが才能を信頼し続けているのでレンタルとなるだろう」と国内外で期限付き移籍先を模索することになる。

 Rマドリードはフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(ドルトムント)など攻撃陣の大型補強を進めており、大幅な血の入れ替えを断行する模様。来夏の復帰を目指す日本代表MF久保建英(マジョルカ)にも関係してくるだけに、今冬の移籍市場での動きに熱い視線が注がれそうだ。