サッカーの北中米W杯(11日開幕)に臨む森保ジャパンに懸念が高まっている。
日本代表は現在、事前キャンプ地のメキシコ・モンテレイで調整を行っている。今後は米国ナッシュビルに拠点を移すが、1次リーグ第2戦チュニジア戦(20日=日本時間21日)で再びモンテレイに戻ってくる。
そうした状況の中、スペイン紙「マルカ」メキシコ版は「ハリスコ州のハリスコ新世代カルテルと、モンテレイの北東カルテルと湾岸カルテルの抗争は、ワールドカップ開催都市における主な治安上の懸念事項である」と指摘した。
続けて「グアダラハラとモンテレイでは、主な問題は治安の悪化と、夏の祭典の最中に麻薬カルテルが引き起こす可能性のある事態である」と懸念を寄せた。
同メディアは、同国メディア「クラッシュアウト」を引用しながら「メキシコの経済の中心地であり、スウェーデン、日本、韓国などのチームの本拠地でもあるモンテレイは、米国国境を越えてテキサス州に麻薬、人身売買、盗まれた石油を密輸する北東カルテルと湾岸カルテルの間の抗争の舞台となっている」と緊迫した現地状況を伝える。
一方で「メキシコの治安関係者数名と麻薬カルテル関係者2名にインタビューを行い、ワールドカップでは観光客、参加チーム、FIFA関係者に対する紛争、妨害、嫌がらせは一切ないとの確約を得た」とW杯期間中は、麻薬カルテルによる抗争は〝休戦〟に入るとの見方もあるとした。
しかし「ハリスコ州警察は、麻薬カルテルに属さない一般犯罪者が観光客を襲うなどの騒乱行為に重点を置いていると説明した。スタジアム付近に私服警官、国家警備隊、陸軍部隊を多数配備するなど、強力な警察力でこの脅威に対処すると付け加えた」と騒乱の危険性はあると強調。そのため「モンテレイが位置するヌエボ・レオン州公安局は市、州、連邦機関から1万5000人以上の職員が試合の警備を担当すると通知した」とモンテレイでは厳戒態勢が敷かれる見通しだ。
日本代表の無事を祈るばかりだ。













