北中米W杯準決勝(15日=日本時間16日、米国・アトランタ)でアルゼンチンがイングランドに2―1で逆転勝ちしたが、決勝点をアシストしたFWリオネル・メッシ(39=マイアミ)に直前のプレーでレッドカードに相当する危険行為がありながら見逃されたとして大きな波紋を呼んでいる。
アルゼンチンは1―1で迎えた後半アディショナルタイム1分半すぎに右サイドのメッシのクロスからFWラウタロ・マルティネス(インテル)がヘッドで勝ち越し弾を決めた。問題となっているのは、メッシがクロスを上げる直前のプレーだ。
MFアレクシス・マクアリスター(リバプール)がミドルシュートを放ち右ポストを直撃。はね返ったボールを奪おうとしたメッシが、スライディングしてきたDFジェド・スペンス(トットナム)の足を踏みつける格好となり競り合いに勝ち、その後ボールをキープして決勝アシストにつなげた。
足を踏みつける反則は一発退場が原則で、今大会でも適用されている。そのため、当該プレーを検証する動画や画像がSNS上で拡散。大論争となっている。
インド放送局「NDTV」は「アルゼンチンが準決勝でイングランドを破った後、W杯の八百長疑惑が再び浮上。その理由とは?」と題してアルゼンチン有利の判定を特集する中で、メッシの退場疑惑も取り上げた。
「ロスタイムにスペンスがメッシにファウルされたと考える人もいた」と指摘して、ファンやサポーターから寄せられている声として「メッシは決勝ゴールにつながるプレーでスペンスにファウルをした。イングランドは間違いなく不当な扱いを受けた」と批判が上がっている様子を伝えた。
また、米サイト「ザ・タッチライン」も取り上げ「知ってた? …このひどいメッシのスペンスへのタックル、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)でチェックすらされなかった」重大な反則がなぜか〝スルー〟されたと疑惑の目を向けている。
動画ではメッシがギリギリで足を引っ込めたように見える一方で、画像ではスペンスの足を踏みつけている決定的瞬間も捉えられており、メッシが退場となった上でアルゼンチンの決勝弾は取り消されるべきとの論調が高まっている。
今大会はアルゼンチン有利とされる判定が相次ぐ中、準決勝の大一番でまたまた〝疑惑の判定〟が飛び出して物議を醸している。












