中国サッカー協会は、同国のSNS上で拡散しているカーボベルデ側からの親善試合オファーを断ったとの情報が虚偽であるとの声明を発表した。

 北中米W杯で大会初出場のカーボベルデ代表は、1次リーグで、ともに優勝経験国であるとウルグアイとスペインと引き分けるなど、決勝トーナメント進出。同1回戦では前回王者・アルゼンチンを延長戦まで追い詰めたが、2―3で惜敗していた。

 そんな話題性のある国からのオファーを断ったと複数の中国メディアが報じたことで、同国のサッカーファンからはSNS上に「大敗を恐れているからだ」などの声が上がっていた。

 しかし、中国協会は声明の中で「6月23日、カーボベルデ在中国大使は中国サッカー協会と初めて接触し、カーボベルデサッカー協会が国際親善試合のためにチームを中国に派遣する意向を口頭で伝えた。7月7日午後5時(北京時間)現在、中国協会はカーボベルデサッカー協会から試合に関する正式な書面による連絡やその後の回答を一切受け取っていない。したがって、中国協会が試合への招待を受けた後にそれを拒否したという状況は存在しない」と説明した。

英雄となったカーボベルデ代表を出迎える大観衆(ロイター)
英雄となったカーボベルデ代表を出迎える大観衆(ロイター)

 また、なぜオファー拒否報道になったかについてもカーボベルデ協会のサントス副会長が6月25日にインタビューで、副会長は中国との親善試合について「正式な招待があれば、喜んで受け入れたい。男子チーム、女子チーム、そしてアンダー世代のチームすべてを歓迎したい」と発言したことだったという。

 その後の経緯に関しては「同27日に複数のメディアがこの情報を伝え『カーボベルデサッカー協会は中国チームとの親善試合を計画している』と報道され、29日までに報道は『カーボベルデ協会は、W杯後に中国を訪問し、中国代表との親善試合を計画することを正式に発表した』という内容に発展。7月に入ると『カーボベルデが中国代表に親善試合を申し込んだが、丁重に断られた』との内容がSNSに拡散した」とした。