北中米W杯準々決勝(11日=日本時間12日、米国・マイアミ)でイングランドと対戦するノルウェーのイレブンが激怒し、宿舎を変更することになったと英紙「サン」が報じた。

 ノルウェーは優勝候補との決戦に向けて開催地の高級ホテルに移動。しかし、その目の前で大型の建設工事が行われていることに加えて、交通量の多い幹線道路の騒音が絶え間なく聞こえることに、ここまで7得点をマークするエースFWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティー)らイレブンは不満を隠さなかったという。

 同紙は「ノルウェーは高級ホテルにチェックインした後、大惨事に見舞われた。騒音や妨害に耐えかねた選手たちは激怒し、ノルウェー協会の幹部に抗議するために集まった」。その話し合いの末にノルウェーは国際サッカー連盟(FIFA)にホテルの変更を要求し、承認された。約2時間半後に新たな宿舎へと移動することになった。

 ノルウェーチームでロジスティクスマネジャーを務めるトゥルス・ダーリ氏は「移転は大変だったが、新しい場所にみんな満足している。選手たちに悪い影響が出るのではないかと心配する人もいるかもしれないが、誰よりも望んでいたのは選手自身だった。ホテルの変更は理想的なプロセスではなかったが、できるだけ対応したかった。良い雰囲気は重要ですから」と説明した。

 同紙によると、FIFAは新たなホテルで50室の宿泊費と警備費用を負担することに同意したものの、ノルウェーは選手たちが要求したアップグレードの費用をまかなうため、追加費用を支払わざる得なかった。ストーレ・ソルバッケン監督は「FIFAは積極的に支援してくれた」とコメント。4強入りをかけた決戦に向けて万全の準備を整えられそうだ。