ベルギー1部アンデルレヒトなどで監督を務めたアナリストのハイン・バンハーゼブルック氏(62)が北中米W杯準々決勝(10日=日本時間11日、米国・ロサンゼルス)で母国と対戦するスペインについて「世界レベルのストライカーがいない」と酷評した。

 ベルギーは4強入りをかけて〝無敵艦隊〟と激突する。バンハーゼブルック氏はW杯5試合(4勝1分け)で失点ゼロというスペインの強固な守備について「彼らの守備は突破不可能というわけではないが、スペインチームは非常に優れた守備力を持っている」とし「全員が役割を理解していてチーム一丸となって守備をする。そのたえ、相手はチャンスをつくり出すのが非常に難しい」と指摘した。

 ただ、同氏は「それでも彼ら(スペイン)にW杯で優勝する力があるとは思えない。(ダニ)オルモやフェラン・トーレス(ともにバルセロナ)
といった選手はかつてのような前線を務める世界トップレベルの才能を擁していない。(ミケル)オヤルサバル(レアル・ソシエダード)でさえ、技術的には優れた選手だが、ストライカーではない。W杯優勝チームには真のストライカーが必要だ」と持論を展開した。

 その上でバンハーゼブルック氏は「スペインのパフォーマンスはラミン・ヤマル(バルセロナ)にかかっている」と語っていた。