サッカーフランス代表は北中米W杯準決勝(14日=日本時間15日、米国・ダラス)でスペインに0―2で敗れた。フランスは前半20分にPKを献上。このPK判定をめぐって議論が起きており、元国際審判員が判定の正当性を主張した。
問題となったのは、左サイドから浮き球をDFリュカ・ディニュ(アストンビラ)がヘディングし、反転させて蹴ろうとすると、相手FWラミン・ヤマル(バルセロナ)と接触。蹴られたヤマルはピッチに倒れ込んだ。このときボールはヤマルの腕にも当たっており、ハンドも考えられたが、VARの介入もなくPKが確定。そのまま同22分に失点を許した。
フランスメディア「ラデペシュ」によると、デシャン監督は試合後に「あの審判はW杯の準決勝にふさわしいレベルだったのか?」などと投げかけ「PKだけのことではなく、他の試合でも見られたように、様々なことが積み重なった結果だ」と不満をあらわにしていた。
指揮官が疑問視した判定の一つにあたるPK献上の判定について、同国紙「レキップ」によると、サイード・エンジミ元国際審判員は「ヤマルは顔面にボールが当たるのを恐れて体を回転させただけで、不自然に腕を伸ばしたわけではない。彼の姿勢は自然であり、腕は体に密着している」と適切な判断だと指摘した。
さらにブルーノ・デリエン元国際審判員も「腕は体に密着しており、わざとブロックするような広げ方はしていない」と同じ意見を唱えた。












