森保ジャパンでなぜ〝舌禍騒動〟が起きたのか――。日本代表は北中米W杯決勝トーナメント1回戦で王国ブラジルに敗れ、32強で敗退となった。決戦前に脚光を浴びたのが、FW塩貝健人(21=ボルフスブルク)のブラジルに関する発言。その背景に迫った。

 塩貝はブラジル戦を前に「昔は強かった」とし「昔のネイマール(サントス)じゃないですか」と語ると、ブラジルメディアは「傲慢な態度」などと報道。塩貝のSNSに攻撃的なコメントがあふれる事態となった。それでも若手FWは「発言を撤回しようとかはない」と明言した。

 この件に、塩貝と国学院久我山高(東京)で同級生のFW中山織斗(同志社大)は「塩貝の日本代表での役割だと思うので。ビッグマウス的な役割じゃないですけど、良いと思います」とし「あおろうとして言ったわけではなく、弱気な姿勢は見せたくないという感じで言ったのが、変な捉えられ方をされただけ。ここまで言われた経験はないと思うので、そういうのも含めて頑張ってほしい」との見解を示した。

 塩貝は初出場となったW杯でわずか6分の出場にとどまった。中山は「足元に入っても1対1で抜ける、空中戦でも戦える、スペースでもランニングできる、何でもできるFWになってほしい」とさらなる飛躍を期待していた。