サッカーフランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)が完敗を認めた。

 北中米W杯準決勝(14日=日本時間15日、米国・ダラス)で、前回2022年カタール大会準優勝のフランスが、スペインに0―2で完敗した。

 エムバペはモロッコとの準々決勝の後半終盤に右足首を負傷。その影響もあったのか、今大会大会通算得点ランキング首位タイの力は出せなかった。

 42分にはフラストレーションが溜まったのか、相手GKと接触してイエローカードに。後半44分にはFKで直接ネットを狙うが、枠上に外れ勝利に導くことはできなかった。

 フランス紙「レキップ」によると、エムバペは「自分たちが望んでいたような試合ができなかった。戦術的にも技術的にも、そして全体的なパフォーマンスの面でもそうだ。W杯の準決勝で、やるべきことを果たせなければ、勝つことはできない」と厳しい表情で語った。

 さらに「スペインは自らの戦略と、一貫して貫いてきたスタイルを忠実に実行した。彼らはボールと試合のテンポを支配することを好むチームだ。我々の目標は、彼らが自分たちなりのペースを作り出せないよう、高い位置でプレスをかけ、積極的に攻め込むことだった」と事前の策はあったものの「我々はそれを実行できず、技術的なミスが多すぎた。決定的な場面で相手にダメージを与えることができなかった」と上手く機能しなかったと指摘した。

 そして「客観的に見れば、決勝進出に必要な要素を全て揃えられなかった」と冷静に敗北を受け止めた。