【テキサス州ダラス14日(日本時間15日)発】北中米W杯準決勝、2大会ぶりの優勝を目指したフランスは、0―2でスペインに敗れた。フランス代表ディディエ・デシャン監督(57)は相手の強さを認めつつ、この試合で主審を務めたイバン・バートン氏ら審判団を批判。FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)はつらい胸中を語った。
試合は前半20分、DFリュカ・ディニュ(アストンビラ)がクリアしようとした際に、ペナルディーエリア内でFWラミン・ヤマル(バルセロナ)を蹴る形となってしまいPKに。これを決められ先制を許す。その後もスペインに優位に試合を進められ、夢破れた。
フランスメディア「RMCスポーツ」によると、デシャン監督は「何か言ったら、負けたから泣き言を言っているように見えるだろう。だが、審判に準決勝を裁くだけの力量があったのか、皆さんに問いたい。PKの判定もあったが、それだけではない。それが追い打ちをかけたのだ。今夜の審判に対して個人的な恨みはないが、皆さんにも考えてほしい」と審判団を非難。
一方で敗戦について「第一の理由は、我々が期待を下回っていたことだ。技術的なミスもあり、チャンスにつなげられたはずのパスもあった。たとえつらくても、これがトップレベルの試合だ。3位決定戦に臨む。これまでの努力をすべてムダにしたくはないが、この試合においてスペインは我々より一歩上を行っていた」とスペインの強さを認めた。
またエムバペは「戦術的にも、技術的にも、そして全体的なパフォーマンスの面でも、我々が目指していたような試合はできなかった。スペインは自分たちのプランを忠実に実行した」と振り返る。「大きな失望を感じている。決勝に進出し、祖国に夢を見る機会を与え、歴史を刻むこと――それが私たちの夢だった……。今は、胸を張ってこの現実と向き合わなければならない。失望は計り知れないほどで、うまく言葉に表すことができまない」と語った。












