北中米W杯準々決勝(11日=日本時間12日、米国・カンザスシティー)で、アルゼンチンが延長戦の末にスイスを3―1で撃破した。しかし、スイスのエースFWブレール・エンボロ(レンヌ)のまさかの退場劇が物議を醸している。

 スイスは0―1の後半22分に、FWダン・ヌドイ(ノッティンガム・フォレスト)の鮮やかなゴールで追いついた。

 だがその直後の同24分、スイスを緊急事態が襲う。アルゼンチンのDFレアンドロ・パレデス(ボカ・ジュニアーズ)から激しいチャージを受けたエンボロが倒れると、主審はパレデスにイエローを提示する。しかしビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入。そして最後はオンフィールドレビューとなり、主審がエンボロのシミュレーションと判定して2枚目のイエローカードを提示して退場処分となった。

 スイスエースのまさかの退場劇は大きな議論を呼んでいる。インド紙「ヒンドスタンタイムズ」は「エンボロ対パレデスのレッドカード騒動…アルゼンチン対スイスは八百長か」と報じた。

「試合の様子をクローズアップした動画がソーシャルメディアで爆発的な注目を集めた。ネットユーザーたちは審判の判定に疑問を呈し、FIFAが前回王者アルゼンチンを優遇していると非難した」とエンボロの退場が疑問視されており、今大会で指摘が続いていた〝アルゼンチン寄り〟の判定がまたもや飛び出したとの主張だ。

 同紙は寄せられている意見として「エンボロとパレデスの激突のスローモーション動画を共有し、『うーん、これは絶対にエンボロのファウルじゃない。FIFAは不正操作してるんじゃないのか?」との声を紹介した。

 今大会で続出するアルゼンチン有利とされる判定。またまた議論が過熱しそうだ。