サッカーノルウェー代表は11日(12日)、北中米W杯準々決勝(米国・マイアミ)でイングランドに延長戦の末1―2で敗れた。

 チームの絶対的ストライカーで、今大会通算7得点の〝怪物〟FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスター・シティー)は、この日はノーゴールで終わった。

 スコアレスの35分には、右サイドからハーランドのもとへクロスが供給される。しかし、打点の高いヘッドでシュートは相手GKにセーブされた。

 そのまま1―1で前半を終え、ハーランドはわずか6タッチのみと見せ場を作れなかった。

 後半からは、何度もヒザに手を突き疲労感を漂わせた。延長前半までピッチで奮闘するも、無念の交代。ベンチから見守った延長前半3分には、元同僚のMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)に勝ち越し弾を奪われて幕を閉じた。ハーランドは静かにピッチを去った。

 ハーランドの不発に対し、主将MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル)は「最後にハーランドがヒーローになって涙を流すのを期待していた」と悔しさをあらわにした。しかし「彼は私たちをずっと救ってくれた。大会全体で素晴らしく、準々決勝に導いてくれた。彼は自分を誇りに思うべき。ただ、チームが敗れてしまった、それだけのこと」とハーランドの今大会の活躍をねぎらった。

 無念の敗退ながら、母国を史上初のベスト8まで導いたハーランドは、この悔しさを胸に歩み続ける。